2015年1月アーカイブ

aoi_mari.png蒼井真理

新体制発表を受けて、備忘録。

まずエリク・モンバエルツ新監督の就任会見、質疑応答からポイントを抜粋

――課題である得点力アップへの解決策は?

「昨年のマリノスのプレーを分析してきた。その中で強み(※守備の事か)を持ち続けながら攻撃面の改善をしなければいけない。改善方法はいろいろあるが、まず選手に自信を持たせること、そして得点力アップへのトレーニングメソッドを実践していく

――どのようなサッカーを展開していきたいか?

「堅い守備と効率性を維持しながら、ゲームを支配して攻撃面を改善していく。それがマリノスのプレーアイデンティティになる」

――チームにおける中村の位置付けは

「経験豊富でとても重要な選手である事に変わりはない。監督にとって重要で、チームを助けてくれる選手。だが全選手に理解してほしいのは、自分のパフォーマンスが最も重要だという事。その時に最も良いパフォーマンスを見せた選手がレギュラになる」

――日本サッカーやJリーグについてアドバイスを求めた?

「ベンゲルとトルシエに聞いた。日本人はディシプリン(規律)など組織の面で優れている。一方でイニシアチブ(自主性)が少し欠ける部分があるので、それをいかに引き出していくか。この2つをアドバイスとして参考にしていきたい」

「ベンゲルもトルシエも言っていたが、コレクティブ(組織的)なプレーは優れているが、イニシアチブを持ち個人でプレーを決めることが不足している。それを伝えていきたい」

――育成年代を指導する際のポイントは?

「個人と集団の能力両方を高めることが大事。個人に関しては長所と短所 を理解して、その選手が伸びるようなプログラムを組む」

※これはマリノスでの指導についての話ではないのかな? 高卒の若手であってもプロになれば「育成年代」ではないので

aoi_mari.png蒼井真理

エリク・モンバエルツ新監督の実力や適正は蓋を開けてみるまで全く未知数。「フランス以外で指揮を執るのは初」で「マリノスとJリーグに対する予備知識がほぼ皆無」であろう事は、正直かなり不安な要素ではある。期待するし楽しみだが、不確定要素の大きな博打には違いない

エリクを選んだ嘉悦社長は、エリクの実際の手腕や人柄を直接的には知らないしフランスにおける実績とJでの可能性を測る物差しも持ち合わせていない。エリクはJリーグとマリノスの実情を知らない。彼を推挙したCFGにしても似たり寄ったりだろう(チキ・ベギリスタインの関与は如何程か

このポイントが、ジーコや歴代OB監督および選手が「フロントと新監督候補の間に入り、互いを紹介しニーズの刷り合わせに協力する」鹿島とのリスク差になる。CFGとのパイプは、時間をかけ熟成させ相互理解を深めるべきであり、最初から完全な機能は期待できない

Jは世界的にも珍しい程にトップリーグ各クラブの「予算規模や戦力格差が小さい」リーグで、前年のACL出場クラブが降格したり、昇格クラブが即優勝したりする。今季で言えば山形と松本が(昨季の徳島のように)数段落ちるだろうが、他は大きな差はなく「順当勝ち」や「番狂わせ」は、ほぼ無い

なればこそ監督の手腕も、結果を大きく左右する。しかし戦術理論や指導・采配力と同等かそれ以上に「Jリーグを、各クラブや選手の特性を熟知しているか」も問われる。選手と同様に、監督もまた「Jリーグに、日本に、マリノスに馴染めるか」が肝要。趣向性と適応力、パーソナリティ

ヘッドコーチに同じフランス人のマルク・レヴィが選ばれたのは妥当。他のコーチ陣は全て残留、異国での経験ないエリクだけが新任では孤立する可能性が高くなる。アフリカやジアでの経験(環境変化への対応力)はエリクが自分に足りないモノと自覚しての人選か。直接の面識はあるのか?

エリクは指導者としての経験は豊富だが、育成年代の指導が多く欧州トップレベルや代表での「痺れる」経験はない。キャリアのピークがトゥールーズを3部から1部にまで引上げた事とするなら、それは10年も前の話になる。マリノス監督就任は、彼のキャリアにとっても大きな変化・チャレンジ

是非ともエリクにはマリノスで成功してほしい。それはマリノスとCFGのパイプを強化し、フランス方面にパイプを構築する事にもつながる。マリノスが過去20年疎かにしてきた事、嘉悦社長の新たな取り組みの一歩目。軌道に乗るか、盛大にコケるか。次の10年の編成力を左右しかねない



aoi_mari.png蒼井真理

2015シーズン新体制発表を前に、今オフの補強・チーム編成などについて深夜の連投

監督
エリク・モンバエルツ 59歳 新任

ヘッドコーチ
マルク・レヴィ 53歳 新任

GKコーチ
松永成立 52歳 9年目

フィジカルコーチ
篠田洋介 43歳 12年目

コーチ(分析担当)
小坂雄樹 37歳 6年目

コーチ(分析担当)
岡村保志 33歳 4年目

1978 中村俊輔 中澤佑二

1982 富澤清太郎
1983 栗原勇蔵 榎本哲也
1984 矢島卓郎 藤本淳吾
1985 兵藤慎剛 中町公祐 小林祐三
1986 三門雄大 天野貴史 飯倉大樹
1987 ラフィーニャ 奈良輪雄太
1988 伊藤翔 下平匠
1989 比嘉祐介 ファビオ
1990 齋藤学 佐藤優平 端戸仁
1991 天野純
1992 仲川輝人
1993 熊谷アンドリュー
1994 喜田拓也 鈴木椋大
1995 北谷史孝
1996 中島賢星 田口潤人

世代バランスは一見、悪くない。しかしレギュラ格は軒並みオーバ30。今季26歳以下の選手がもっと主軸に絡み存在感を高めないと2年後は相当厳しい。「若手だから」感は捨ててもらわなければならないし、新監督には成長を促す指導と起用を期待したい。半ばそのための監督交代のはず

■ポジション編成

GK 哲也 飯倉 椋大 田口
CB 中澤 勇蔵 ファビオ 北谷
SB 小林 下平 奈良輪 天野 比嘉
DM 富澤 中町 兵藤 三門 アンドリュー
OM 俊輔 齋藤 藤本 優平 天純 中島
FW ラフィ 伊藤 矢島 端戸 仲川

GK 哲也 飯倉 椋大 田口

哲也と飯倉は「リーグ優勝を狙う正GK」には少し物足りないレベルだが1、2番手の総量としてはまずまず充実か。むしろ昨季までの六反を加えた3名が予算的にも贅沢過ぎた。GKは固定で若手の萌芽は難しいポジション。未来の話は無意味

CB 中澤 勇蔵 ファビオ 北谷

中澤に劣化傾向は否めずも「跳ね返す力」はリーグ屈指。レギュラ2人が揃って離脱すると層に不安あるように見えるが、富澤も高いレベルで対応可能でありCBは最も計算できる。ただし2、3年後を考えると来季は20代半ば実績ある中堅の獲得がマスト

SB 小林 下平 奈良輪 天野 比嘉

右パンゾー、左下平に両バックアップを実直にこなす奈良輪の3名体制は信頼性高くリーグ上位。4バックのレギュラ+バックアップの質はリーグ屈指と言える。天野と比嘉は如何に存在理由を見つけるか。守備が強ければ左SB下平のオプションになるのだが

ボランチ 富澤 中町 兵藤 三門 アンドリュー

CBも務まるアンカー型の富澤、少し高めの位置で仕事できる中町、潤滑油で中盤どこでも型な兵藤。湘南から丁重に返却されたアンドリューもポテンシャルは一級品。三門は腰痛ケアから。怪我人が重ならなければ、小椋が抜けてもリーグ上位の質と量

2列目 俊輔 齋藤 藤本 優平 天純 中島

名前を見れば豪華だが、俊輔も今季37歳。「昨季は期待を裏切った学と淳吾がどれだけやってくれるか」「エリクが優平や兵藤ら潤滑油タイプとタレントある3名をどう構成し連携構築するか」この2点が鍵となる。どう転ぶか予測つかない不確定要素が大





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