2014年10月アーカイブ

aoi_mari.png蒼井真理

メイン2階に到着。べつに寒くないし俺は真っ昼間の試合より、照明に浮かび上がる緑のピッチが異世界感あって好きだから、やっぱりナイトゲームでいいです文句言ってごめんなさい。バタバタ日帰りなC大阪サポータの皆さんはごめんなさい 

「年チケ忘れてもホルダである事を証明できれば入れますよ」とかTwitter経由で親切な方々が教えてくださいましたが、そういった手続きもろもろが絶望的に面倒くさくてダメなんです。ダメな人間でごめんなさい

前節、徳島に勝利したものの17位でドップリ降格圏内なC大阪サポータの皆さん! 日産スタジアムへご来場ありがとうございます。…清水といい降格圏内のラスト数試合という状況を舐めてるとしか 

2014ラスト5試合。30節ホームC大阪戦。マリノスは本職ボランチが中町、小椋、富澤、三門、喜田と5人全員負傷離脱w スタメンは兵藤と藤本淳吾のペアか。優平は大学まではずーっとボランチ一筋だったんだけどね。今は2列目で「新コンセプト」の中核を担いつつあるから、たぶん今日もSH

2列目は、学、俊輔、優平か。学なあ、どうなんかなあ。最近全然ボールが足につかないし周囲との絡みも良くないし、サイド張りっぱなし(ユース時代から、悪い時はいつもそう)で中で上手く関与しようとしないし、正直今の手応え掴みつつある新コンセプトには合ってないけど、やるしかないね

「1トップはなんで結果出した藤田じゃないんだ!」って声はあると思いますが、新たな遅攻のスタイルの中で、伊藤翔は「偽のCF」としてそれなりに周囲と調和して、良さを引き出したたり地味に貢献してます。藤田は持ち味がかなり異なるので、コンセプトにいきなり溶け込むのは難しい

伊藤翔を「偽のCF」と言ったり、今の遅攻コンセプトを「ゼロトップ」と表現するのは、それらの本来の語源つーか、トッティやメッシのアレとは意味合いが全然違うのでどうかと思いますが、最近はこっち的な意味でも使われてるし語感としてはむしろ合ってる気がするので、まあいいか

「偽のCF」という二つ名は、トッティやメッシよりも伊藤翔にこそ相応しい

語源的には、トッティなら「CFもトップ下も(…メッシならウイングも)どっちもハイレベルにこなし」「両ポジションを行き来して守備者の狙いを絞らせず受け渡しのミスを誘発する、あるいは中間ポジションで『不自由な二択』をDFやボランチに迫る」のが、偽のCF。ゼロトップ

伊藤翔さんはマジなCFとか無理だから。「偽の」って語感がピッタリ。ただなあ、今の「前目4枚+ボランチ兵藤がすごく流動的」「ボランチ脇で受ける、追い越す動きの質と量が高い」「全員が出し手、受け手、デコイをこなせる」スタイルは、後方にカンペー兄貴がどっしり構えてこそだったんだよな…

そもそも学は、新遅攻コンセプトにはいまのところ異分子だし。ボランチ兵藤と藤本淳吾で、交互に飛び出す? 流動性高過ぎて収集つかんだろ絶対。となると、基本は兵藤が後ろ残りでしょ? いや兵藤が一番、新遅攻コンセプトのハブ役つーか、みんなの間を繋いだりじ潤滑油になったり、欠かせぬ存在

と理屈をコネると、今日の「底に富澤が不在」「異分子の学が入る」「ハブ役として流動性の中核担う兵藤が後方勤務」では、清水戦や大宮戦の前半で魅せた美しい攻撃、今季の新たな遅攻コンセプト体現は不可能。理屈上は。じゃあどうなるのか、それは試合を観てのお楽しみ。新しいナニカ見えるかなー

なので今日のC大阪戦は「どんなバランスになるか、何が飛び出すか分からない」一戦。展開予想とか無駄だからしない。ただ、チームとして「何らかの決まり事(主に守備バランス維持のため)」やゲームプランは持って臨むハズなので、立ち上がり15分くらいまでに読み取りたい。…という楽しみ方

キックオフ40分前、GKのアップ開始。アウェイC大阪ゴール裏の密度が高まりました

こんだけ「前2試合の良かったモノ再現難しい」布陣ならば、いっそ伊藤翔でなく藤田でも良かった気はするけど。その辺は樋口さんの事だから、やっぱり頑なに「今いる選手で、可能な限りコンセプトの体現を! 積み上げを!」ってことなんだろうね。……そう考えると、やっぱり兵藤は後方勤務になるが

フィールドプレイヤがゴール裏に挨拶して、アップ開始。ああ、勇蔵はベンチには入ってるのね。松本翔にチャンスはあるかなあ 

今日は選手の距離感、バランスが崩れる可能性がいつもより高い。そんな中で、C大阪のカカウという実績十分なFWを如何にファビオが「個の対応力」で、対処し失点を防げるか? 個人的に注目。マリノス20年の歴史で唯一守られる文化と伝統は「国内最高堅守CB」のみ。勇蔵や中澤を、超えて行け

これで今日、もしもCBが中澤と勇蔵で、ファビオがボランチやらされてたりしたら俺は全力で泣いていたよね

なるほど日曜ナイトゲームなのにバクスタの密度が今季一番くらい高いのは、日産自動車の社員およびご家族様(5000名規模?)でしたか。これはメンバ揃わないとか言い訳ナシに、ゴール前のシーンある盛り上がる試合しつつ勝ち切らんとですね! 

C大阪バカ野郎! 日産自動車の社員の皆さんとご家族様がいらして下さってるのにフォルランがベンチにもいねえじゃねーか…

W杯戦士、山口螢も負傷欠場かよ…

日産自動車社員の皆さんが見たいのはフォルランとか柿谷曜一朗とか、俊輔とかビッグネームなんだよ。ジャスールとかお呼びじゃないんだよ! 俺は見たいけど。…ああ、学の先発は良い事だったのか

ホームC大阪戦のビッグフラッグ。今日の出し方は工夫あって格好良かったなあ 

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さあ、ピッチからどんなゲームプランや約束事が見えるのか。とっても楽しみ! 何も見えなかったら、そりゃ今日はダメって事だ!

優平が兵藤とボランチ。藤本淳吾が右SH

今日は4-2-3-1というより、特にマイボール時は4-3-3。兵藤と優平が生み出す流動性を維持するため、2人が前に出た時は俊輔が落ちて埋める。あと藤本淳吾も、状況により2.5〜3列目に。助け合い精神

学も中央に入ってくる機会多いし、FWとMFの3-3が輪になって距離感とバランス維持するためローテーションしてる感じ。でもやっぱり、富澤みたいな存在いないと、ガーッと縦方向に抜け切るプレイが出にくいし、厚みないね

これは眠い試合

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前半終了、横浜0-0C大阪。シュート2:3(枠内0:1)決定機0:0。特に何も起こらない退屈な45分間。兵藤と優平はボランチで起用されたら「個を主張したり」「思い切りよいリスクチャレンジ」より「バランス維持」に重きを置くタイプ。なので破綻もなければ、挑戦もなし。こうなるのは必然

こういう「どっちつかず」で「リスク怖がって」「何も起こらない」試合はダメだって何回言えば分かるんだボケが。日産自動車の皆さん招待した試合でアホか。兵藤と優平のボランチにして「リスク気にしながら」って意識付けしてピッチ出したらこうなるっつーの

前半みたいな試合するくらいなら、どうせ機能しない中盤から2枚外して藤田入れて2トップにして、奈良輪を入れて下平匠をSHにして、俊輔と藤本淳吾、下平匠の3人でアホみたいにクロス入れ続けたほうがナンボかマシ

「チャレンジする時は中央の2枚が前に出てボックス近辺絡んでよし。でも1枚は絶対に残れ」という約束事も見えた。で、良形カウンタの時とか、バカ正直に外回らないで、中に最短距離ゴール方向目指しなさい。「外に4、5人。クロス入れても中に1人」とか、伊藤翔は偽だと言っとるだろうがッ!


aoi_mari.png蒼井真理

(第29節Away大宮戦の)得点・失点シーンを映像で振り返ると、スタジアムで気付けなかった発見がアレコレあった。よって「清水戦・大宮戦の前半で見えたコンセプトと可能性、大宮戦の後半に見えた課題」については、またそのうち…

えーと端的に言えば、清水戦のTweetでも試合中・試合後に指摘した通り、「斜め前へのパスを多用し、サイドと中をバランス良く使い分け」「深みあるサイドチェンジを多用」は今季始動からのコンセプト。ようやく実戦で形が出せるようになり、結果にも結びついた。これは確かな積み上げであると

加えて清水戦および大宮戦の前半は「収める力・決定力を有する1トップ」不在でも、同じシステムの中で「2列目やボランチも流動的に守備ブロック内のパス交換に関与」「相手ボランチの脇を使う」「ボールホルダを追い越す動き」など、相手陣内・中央における遅攻の質と幅が大きく向上

2012後半〜昨季は絶対的1トップ・マルキーニョスと左SBでタメを作れるドゥトラがいて、齋藤学も効果的な「仕上げの突破」を繰り出していたため、遅攻のほぼ全てが「左サイドのペナ角崩し」に偏っていた。それはそれで実効性、完成度ともに高かった

…全然、端的になってないが、ちゃんと書き記しておくべき事だから、もう少し続けます

今季は、マルキーニョスという(1トップで収まる、決定力もある)絶対的な存在がいなくなり、FW4人に完全な代役が務まる同タイプは不在。加えて、ある意味「左サイドのペナ角崩し」最大のキーマン、ドゥトラも半年で引退。齋藤学は代表⇒いつ移籍するかわからん⇒怪我&不調

ドゥトラに関しては、ACLもあったし半ば「下平匠への引継ぎ期間」として無理を頼んで半年契約延長したが、リーグ戦では基本、フィットに問題ありつつも下平匠を我慢して使ったし、ドゥトラも夏場まではなかなかコンディションが上向かなかった

えーとつまり、今季は樋口監督が昨季ようやく積み上げた、マリノスに過去なかった「遅攻の型」左サイドのペナ角崩し、その重要なパーツの大部分を失った状態でスタートした訳です。で天皇杯優勝+積雪+ゼロ杯+ACLのフルコンボ

昨季の遅攻キーマンを失い、代わりに獲得した新加入選手たちにチームのベースコンセプトを植え付けてフィットさせつつ「彼らの特性を生かした新たな遅攻の型」を考え、テストし、実戦の中で熟成させなければならない。という無理ゲー状態でスタートしたのが2014シーズンです

伊藤翔や矢島卓郎、端戸や藤田には残念ながら、新たな遅攻コンセプトの軸としての強烈な1トップ&ストライカ特性が、マルキほど高いスペシャルな武器がありませんでした。それは過去実績や、ひらたく言えばコスト的にも、素人目にも最初から明らかな事でした

樋口監督としては、昨季の積み上げをできるだけ多く活用するために「できるだけマルキに近い適正、あるいは能力をもった1トップ候補」を獲得要請したはずです。ですがご存じの通り、それは敵わず「質より量」の補強で、彼らの成長・変異に賭けるシーズンスタートになった

ピッチで最も、このスタートを「無理ゲー」と感じていたのが、俊輔だったと思います。昨季のリーグ最終戦の結果を受けて、今季目指すならリーグ優勝しかない。頭では分かっていても、「いやしかし、このFWの顔ぶれ、準備期間のなさとACL含む過密な序盤日程では…」

目指す高みは変えられようもないけど、戦力の低下と新たな積み上げに取り組まなければならない、積み上げつつ勝点も拾っていかねば、でも拾い切れない。その焦燥・もどかしさから、昨季見せたような勝利・守備における「執念」が、今季は大幅に減退してしまった。人間だもの

なんか全然、簡潔にならんし、どんどん遠回りしてるな。下書きしての連投じゃないから

少し軌道修正。で「マルキに近い適正、あるいは適正や方向性は違えど近い能力を持つ1トップ候補」を獲得できなかった樋口監督は、始動から「より手数をかけて、サイドチェンジを多用し、サイドを深くえぐる」「SBやボランチが、相手SBのウラを取るような」すごく面倒くさい取り組みに着手します

これは「絶対的な1トップがいない」事を受け入れて、「よりチーム全体で、サイドを崩す」「2列目やボランチの得点力に期待する・引き出す」取り組み。昨季までの積み上げも部分的に取り入れつつ、特定の個に依存し過ぎず、下平匠や藤本淳吾の特性、齋藤学のスキルをより活用するアプローチ

現状認識(FW4人にマルキほどの個の強さはない)も、昨季までの積み上げを部分的に活用しつつ・新加入を含めた現有戦力の特性・スキルを引き出そうとするアプローチも、至極まっとうなモノだと思います。すごく時間がかかり面倒な取り組みですが

少し話をすっとばしますが、実際のところ、なかなか新たなコンセプトは形になりませんでした。リーグ3連勝の後は、上手く勝点を積み上げられずACLも厳しい状況となる中で、「新たな遅攻のコンセプトの積み上げ」は、ほぼ一時棚上げ状態になっていたと認識しています

新コンセプトが進捗しない&伊藤翔が望外の頑張りを見せてくれたので、おそらく樋口監督がとった選択は「大幅に能力も実績も劣るのは承知だが、伊藤翔に仮想マルキを演じさせ、昨季とほぼ同じコンセプトで進める」「足りない得点は学と藤本淳吾あたりに期待」「新コンセプトは、ジワジワ浸透」

今になって今季の戦いを振り返れば、おそらくそんな思考パターンであったのではないかと。その結果が、シーズン中盤の停滞感。「樋口、引出し少な過ぎ」「伊藤翔にマルキの代わりは無理に決まってるだろアホか」に繋がったと

つまり今季は昨季ラスト2試合の悔しい結果を受けて「もう一度、俊輔とリーグタイトルを狙う」しかなかったけれど、マルキのほぼ完全コピーが務まるようなFWが獲得できなかった時点で、ほぼ詰んでいた悲壮な無理ゲーでした

もし大宮のムルジャみたいなFWをオフに獲得できていれば、そして彼が即座にフィットしてくれていれば。でも序盤のドゥトラのコンディション、下平匠は1人でタメを作れるタイプじゃないし、新コンセプトの確立は不可避な課題で、かなり難しいタスクであったろうと推測します

しかし「結論、下條が無能!」というのも、少し短絡的だと思うのですが。マリノスが独自にハイパーな外国籍選手を獲得できたのは、記憶する限りマグローンが最後。彼は彼でハイパーすぎて、使い切れないまま獲得に使った資金も回収した様子ないまま「家族の事情」とかで逃げられましたが…

ご存じの通りマリノスは2006、07あたりから日産が「常識的な範囲でほぼ無制限に赤字を埋めてくれる」親会社的な立ち位置を、一定額を供給する胸スポンサに改めました。経営の自立を促され、戦力補強、とりわけ博打的な外国籍選手獲得からは、ほぼ手を引きました

他クラブが独自ルートで(過去にJリーグやKリーグで実績のない)優良外国籍を獲得し、大きな戦力とする事を羨ましく思う気持ちは理解できます。でも隣の芝生は青く見えるもの。全部が全部、当たりなんて有り得ない。やっぱり金銭的リスクは、相当高い訳で

特にここ数年のマリノスは、その金銭的リスクを背負える状態になく「博打的な外国籍選手獲得」からはほぼ完全に降りて、多少ロートル感あってもJで実績ある外国籍の獲得に絞っていたと。それは色んな意味で、大きく間違った選択ではなかったと思います

ああ樋口監督擁護の次は、下條統括本部長擁護でTweet数が無駄に伸びて、なんか「今季のコンセプトについて」という本筋から脱線している… いやでも「どうしてこうなった」をスケープゴートを作らず語るには、大事な要素なんです。…どうせあんま伝わらないだろうけど

――よし、もう一度話を本筋に戻そう。えーと何だっけ

「マルキの"ほぼ完コピ代役"は獲得できず」「(主として遅攻の)新コンセプトに着手せざるを得ない状況で迎えたシーズンであったが」「オフが短い、序盤はACLとの過密日程で熟成期間もとれない」無理ゲー要素満載、だった

で「シーズン半ばは、伊藤翔を劣化版マルキに見立て、昨季に近いスタイルでお茶を濁し時間と勝点を稼ぎつつ、日程に余裕ができたら少しずつ新コンセプトを伸ばしていこうとした」「が勝点拾えず、早々に優勝争いからは脱落」「引出しの少なさだけが目に付いた」と

樋口監督は、ほんとうに時間をかけてスタイルやコンセプトを積み上げて確立していくタイプの監督です。愚直なまでに正攻法のドストレートであり「うまく臨機応変に、お茶を濁しつつ勝点も稼ぐ」「平行してスタイルを確立する」とか、やっぱり無理だったんです資質的に。能力的に、ではなく

基本、私は樋口監督の「地道にスタイル・コンセプトを積み上げる」資質を高く評価してきたつもりです。多分に「実は俺もちょっと"どうなんだろうなあ"と思うとこもあるけど、あんまりにも実質からかけ離れた批判多いから、擁護してあげたい」天邪鬼な動機もありましたけど

ぶっちゃけついでに告白すれば、今季長い中断期間があって、再開した広島戦、そこからの数試合を観て「やっぱり引出しが少な過ぎる」「ベースコンセプトも昨季より、今季できない率がむしろ増えてる」「選手たちの気持ちを繋ぎとめるにも、さすがに今季で限界か」と思ってました。この1、2か月は

ただ、この2試合、清水戦と大宮戦を観て、今季始動から取り組んできた「遅攻の新コンセプト」が、ようやく実戦の中で形になって現れました。しかも確かな実効性と娯楽性、勝利という結果も伴って。しかも昨季より個への依存度が低く、かつてのマリノスになかった「意外性や即興性」があり、楽しい

そうやってプラスの視点で振り返ると「今季ここまでの流れと清水戦・大宮戦」は「樋口監督1年目の流れと、ホーム磐田戦」にかなり類似性が見られるな、と。とにかく樋口監督の積み上げは、実戦で形が見えるまで時間がかかる。そして「主力が不在で、仕方なく組んだ布陣に突如、最適解が出現する」

そしてその「コンセプトが形として見える試合の相手は、強すぎず・弱すぎず(ガチガチに引かず中途半端)、マリノスの良さや新コンセプトの輪郭と強みが強調される⇒勝利で自身を深める」2012年のホーム磐田戦、そして今季前節の清水、今節の大宮。…1stガンダムで言うデニムとジーン?

「主力が不在で、仕方なく組んだ布陣に最適解が出現する」「コンセプトが形として表れるタイミングで、試合の相手が強すぎず・弱すぎず」この巡り合わせって、運なんだけど大事な要素。これが噛み合わず消えて行った「理想のコンセプト」や「強者となる可能性あったチーム」は、星の数ほどあるハズ

当然「仕方なく組んだ布陣に最適解が出現する」のは、日頃からチーム全体にコンセプトの落とし込みをしつつ、様々な組み合わせを想定していたからで、運だけでは成り立たない。でも、運も多分に必要。そして、樋口監督は「2シーズンスパンで眺めれば、その運も持った積み上げ型の監督」ではないかと

清水戦と大宮戦を観て、今季の樋口監督3年目に、1年目の姿、チームの変遷・進化過程がダブって見えたのです。2012年はあのホーム磐田戦で大きな衝撃(いきなり完成形が見えた)を受け、その後のリーグ戦と天皇杯で「来季はリーグ優勝狙えるかも」と期待を抱くことができました

だから「これは3位以内にはならない方がいい、天皇杯も決勝まで行かないほうがいい、ACLは出ないほうがいい」って言ったらすげー叩かれましたけど。でも実際、今季の結果を見ても、2013年にACLに出てたら優勝争いは難しかったと思うんです

また脱線した。つまり、この「樋口監督じっくり積み上げ2年スパン説」が正しければ、来季はそれなりに正しい補強(ラフィの契約更新+できればポストタイプの強力FW+プラスα)が適えば、2013年のように優勝争いできるのではないか、と思った次第。樋口監督4年目があってもいいのかな、と

今季の始動前から「無理ゲー感満載」で6月を待たずに「いっそもう早く可能性なくして、ラクにさせて…」と思った、ほとんど諦めかけてた「俊輔とリーグタイトルを獲る」という夢が来季見られる、もしかしたら叶うんじゃないかと。それは新監督に賭けるより、樋口監督に託す方がベターかも、と

まだ、直近たった2試合を観て、なんとなく直感的に思った考えなので、自分の中でも確かなモノではありません。残りリーグ5試合を観て、またコロっと掌返さないという保証もありませんけど。でも、少し希望の光が見えたような気がしたんです

まあ俺がどう考えようと、信じようと信じまいと、結局一番大事なのは樋口監督がコーチも2年やって今季監督3年目で本人も、指導を受ける選手たちも、マンネリだったり変化を求める気持ちが生じて当たり前の時期。それを来季、乗り越えて行けるかっつーのが、最大の問題になると思います

だからラスト5試合、(それこそ2012のシーズン終盤のように)手応えある勝ち方で「この方向性で熟成すれば、来季は上を目指せる」とテンション上がる終わり方をできるかが、とっても大事。そんで長めのオフでしっかり疲れとって怪我なおして、身体つくって良い補強できれば。…夢を見たいんだ

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兵藤さんマジ素晴らしいわ。なんというか、アンテナ高く察知してしてほしいことを見つけて実行する、言うなれば100点満点と評価される奥様みたいな仕事ぶり。

翔さん-淳吾、俊様-兵藤さんの動きの関連性ってあったりするのかな…

うん、やっぱり。真理ちゃんの言葉にあった「斜め」(ギャップを使う時のタイミングやランニング)、それと流動的なポジションチェンジ(縦の出入り、横と中のバランス)の中の秩序、即興的だけど意図が見える。

4-4-2のブロック、縦を切る楔への警戒、プッシュアップとコンパクトな陣形の維持、横浜にとって苦手な守備であったし、大宮のモラルも高かった。それでもこれだけできたのはポジティブに考えてもいいのかも。
ボックスの中への侵入頻度は多くなくとも鹿島や鳥栖の時のような停滞感ではない。

中に入り空いたスペースに入る、戻してもう一度入れる、引きつけてスペース、よくボールは動いてるのよ。サポートのアングルも悪くない。
最後の手前までは来てる、うんうん。

チームの中にパスを繋ぐ中でのおもいやりが出来てきたのかもしれない。凄くいいこと。

aoi_mari.png蒼井真理

マリノスは8月23日、三ツ沢で川崎に勝利して以降、ずーっと10位。まる2ヶ月間、寝ても覚めても安定の10位。上3つ(優勝争い&ACL)も下3つ(降格)もない、安定の中位力が今季復活 

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でも今日のアウェイ大宮戦に勝利すれば、他会場の結果次第では賞金圏内7位に躍進(※数字上は6位まで可能性あり) 1000万と言えば現在マリノス不動の1トップの年俸が余裕で賄えるほどのビッグ・マネーだよ

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「年俸1000万未満の新加入FWがレギュラでチーム得点王だから安定の10位なんじゃねーか下條この野郎!」とかそんな話がしたい訳じゃないんだ… 少し夢が見たいだけ… 10位も飽きたし、今日こそNACK5で勝利してビッグ・マネーを、オフの補強資金を掴み獲ろうぜ!

※6位のFC東京と7位の広島が引き分けて、マリノスがNACK5で大宮に11点差で勝てば、10位から一気に6位に躍進する可能性もあるよ

6位の賞金は2000万円だよ。2000万円と言えば、2010年に動員水増しバレた大宮がリーグに払った制裁金と同じ額だよ

■アウェイ大宮リーグ戦

2005 △1-1 埼ス
2006 ●1-2 NAC
2007 △0-0 駒場
2008 ●0-1 NAC
2009 △0-0 NAC
2010 △1-1 NAC
2011 △1-1 NAC
2012 △0-0 NAC
2013 ●0-1 NAC

■NACK5スタジアム戦績:1勝6分2敗(ナ杯含む)

唯一の勝利は2009年6月、ナ杯GLで3-1。唯一のNACK複数得点試合。得点者は山瀬功治、渡邊千真、狩野健太。在籍選手でNACKゴール経験者は齋藤学のみ(クロスがそのままゴールに入ったアレ)

今年もリーグ終盤名物、大宮のラインコントロールが見頃を迎えています。「残留◎」スキル発動、開幕戦にはいなかった選手と監督が名を連ね、時にジャッジも味方につけ上位強豪クラブ並みの勝点奪取力を発揮。渋谷監督って誰だよ…ムルジャって何だよ…カルリーニョスは磐田じゃなかったのかよ…


※FW8ドラガン・ムルジャ
セルビア出身30歳、187cm。セルビア代表。セルビアリーグ得点王2回。7月みかかマネーでレッドスター・ベオグラード(2013/14は27試合出場19得点)から獲得。15節から出場し、リーグ12試合で7得点

加入したばかりのFWがリーグ12試合で7得点とか、もうファンタジー世界のできごとじゃねえか…

※カルリーニョスは磐田への1年間ローン移籍期間満了で今季復帰しました。個人的には、観ていて楽しい好きな選手です

前節「シュート数3対15でガスに勝利」とか何なんだよ…その前の天皇杯G大阪戦もシュート2本しか打ってねえし…このタイミングでひきこもり堅守復活とかやめてよ…渋谷監督って中身は三浦俊也でしょ? ベトナムから遠隔操作してるの?

ダメだ、まるで勝てるイメージが湧かない…
スコアレスドローの香りしかしねえ…

雨のNACKとか、これっぽっちも良い思い出がない…

でも俺は大宮へ、雨のNACKへ行くよ…
リーグ戦アウェイで大宮に初勝利する試合を見届けるんだ。

もし今日の試合で伊藤翔がゴールを決めて勝ったら、1000万の賞金圏に届いたなら、その時は来季の伊藤翔の年俸に1000万プラスしてあげてほしい

横浜から湘南新宿1本なのはラクだけど、微妙に遠いよ大宮。寒いし腹減ったし、大宮駅ついたら何か温かいものをゆっくり食べて、スタジアム着はキックオフ30分前くらいにしよう 

大宮戦スタメン。マリノスは前節、清水戦と変わらず。兵藤と富澤のボランチ、SHに優平と藤本淳吾。不動の1トップはチーム得点王の伊藤翔。CBファビオも2試合続けて先発
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大宮は累積警告で右SH家長昭博が、負傷でボランチ金澤慎、右SB今井智基が欠場。代わって渡邉大剛、増田誓志、チョウォニ。決定的なクロスやラストパスを供給する家長、守備が気紛れなカルリーニョスを補完する金澤の不在は大きな痛手だろう

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大宮駅から徒歩20分、NACK5スタジアムに到着。少し歩くけど、駅前の混雑と喧騒、味わいある商店街、氷川神社への参道で気持ち引き締めと、駅からの徒歩ルートの趣深さはリーグ屈指で俺は好きだけどなあ。タクシー使うとかもったいない 

メインS指定前売り5500円。無駄に高い、そしてバクスタより幾分マシだが横視点俯瞰厨としては高さが足りない。申し訳程度の屋根があるから、一応雨は凌げるけど… 

アウェイ、マリノスゴール裏。これまでのリーグ戦でも、最も狭い半分ちょいのエリア設定。NACKはゴール裏もバクスタも屋根がない。メインでさえ、30%くらいしかカバーされてない。改装の際、もう少しなんとかならんかったのか

ラフィを欠くマリノスの打開・決定力、リーグ2試合完封&シュート少ない大宮。現状の両チームを鑑みると、塩展開は想像に難くない。第三者的には「スコアレス濃厚」「双方合わせてシュート10本あるかなあ」な試合か。得点機は双方、ミス絡み・カウンタ・セットプレイか

「渋谷監督になって守備が大幅整備!」と言われるほど、大宮の守備組織は健全なものではない。特に中盤とDFラインの間、いわゆるバイタルをボランチが埋めきれていない印象。間あいだに縦パス入れられたり、DFが跳ね返したセカンドを頻繁に相手に拾われたり。圧縮、密度が不足

藤本淳吾と優平、そして兵藤には是非ともこのバイタル間隙を果敢に突いていってほしい。天候、ピッチコンディションを考えればミドルも積極的に打っていくべき。…相性とか考えると、富澤(あるいはファビオ)のセットか、ミドルシュートくらいしかゴールが生まれるイメージが湧かないw

でも下馬評ほど、今の大宮の守備は堅くないと思うんだけどなあ。実際生で観てみないとアレだけど。あと「渋谷監督は名将!」とかいった評価は短慮すぎて噴飯もの。カンフル剤として効果を発揮する事と、名将である事には一億光年の距離。たかが数試合、数ヶ月の仕事で本質が見える職業ではない

間もなくキックオフ! さあ今日こそNACKでリーグ初勝利を! あわよくば優平にゴールという結果を! 

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10分経過。ボール支配は70:30で横浜。清水戦の良いバランス、距離感、攻撃意図を継続。わ加えて藤本淳吾の動き出しの質と量が上積み。とても良い入り方ができた。大宮は立ち上がりはDFライン高くバイタル圧縮。前半はウラ狙いで背走させるが吉。経過と共に、必ず間延びするハズ

29分、相手陣内FKのセカンドからファビオのヘッドをエリア中央に残っていた下平匠が何故かドフリーでヘッド、貴重な先制点! 残留争いする古巣を相手に大きな仕事(前節からそういう流れなのかしら

38分、自陣右サイドスローインから増田誓志の鮮烈ミドルを浴び失点。自陣深くでのスローインに繋がった、エリア内パンゾーの彼らしくないボール処理もたつきが無駄だったね。もっとラクにセイフティに処理できた

こんだけ遅攻の中から、ボックス幅のスルーパスやウラ狙いフィードが多いマリノスは珍しい。大宮はライン上げてバイタル圧縮したらしたで、DFラインの隙間と背後に問題アリ。…別段、守備組織の整備は進んでないと思うの

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前半終了、横浜1-1大宮。シュート5:4(枠内3:2)決定機4:2。40分までは圧倒的に横浜がボール保持し大宮陣内でゲームが進む。流れの中で3つの決定機を作りつつ、セットプレイから先制する理想的展開。与える必要ないスローインからの同点被弾はもったいなかった

前節・清水戦もそうだけど、こんだけボール支配できると左SB下平匠の良さが全面に出るし、チームとしても今季コンセプト(手数かけた遅攻、サイド攻撃)が体現できる。この2試合は非常に良い実戦練習になっており、監督や選手も手応えを得ているハズ。だからこそ、前節と同じ勝利という結果を!

個々のパフォーマンスも、清水戦で良かった者は同等(優平や兵藤、下平匠)、やや足りなかった者も確かな上積み(藤本淳吾、俊輔、富澤)多くの離脱者を抱えながら、チーム状態はとても良好で伸びシロを感じさせる内容

相変わらず、樋口監督は「主力の怪我や不調でやむなく組んだ布陣」に絶妙なバランス、調和を見いだすなあw 少しだけ「樋口監督の4年目」を見てみたいかも、ど思い始めた。この方向性は面白い。新たなチームの幅になるし、かなり可能性を感じる 

さあ後半。前節の繰り返しになるけど、可能性を確かな上積みや前進に変えるのは、勝利という結果だけだよ!
aoi_mari.png蒼井真理


『このピッチで魅せてくれた喜びは、この胸の星と共に輝き続ける。ありがとう奥大介』
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ゴール裏に張られた横断幕。今日は清水戦、久し振りの日産スタジアム開催ホームゲームです

両チームGKがアップ開始。ゴール裏では伊藤翔のチャントが御披露目&練習中。今日も1トップ先発は伊藤翔です

マリノスのスタメンはエルゴラ予想通り。小椋、中町、三門雄大が揃って離脱中のボランチは富澤と兵藤。兵藤は、中盤どこでも一定の計算できるし大きな期待(計算を超えるもの、伸びシロ)もなければ、不安もない。両SHに藤本淳吾と優平。トップ下に俊輔が復帰。学はベンチスタート

あと右SBにパンゾーが右かかと痛から復帰。パンゾーと兵藤の2人は、現在のマリノスで最も一定以上のパフォーマンスが計算できる2人。組織のベースとなる選手 

清水のスタメンもエルゴラ予想通り。降格圏内16位。14位の甲府、15位のC大阪とは勝点差なく残留争いは大接戦。4連敗の後、前節のC大阪戦は8試合振りにリーグ戦で勝利。注意すべきは、ノヴァコヴィッチと大前元紀かな 

ここ数試合の清水の失点シーンや被決定機を振り返ったが、相変わらず下がりながらの守備やマークの受け渡しがヒドい。中澤&勇蔵コンビも大概だが、そんなレベルではない。局面の人数は足りているのに全員がボールばっか見て、人を捕まえない。1人でいい所に2人いて、必要な場所に人がいない

今の清水の守備は、2列目が良い形で前向いて後手を踏ませ、下がりながらの守備を強いればボロボロ崩れる。カギはボールホルダを追い越す動き、斜めな横切る3人目の動き。ボールしか見てないから。優平や兵藤に期待。藤本淳吾も俊輔いるから、出し手じゃなく動き出し頑張れ

下がりながらの守備を強いて、突っかける意味では「学最強」な相手なんだけど。ラスト20分までに、良いスコア&展開にしておけるといいね

マリノスとしては、目標や価値を見いだすのが難しい状況。でもホームなんだから、どんどんチャレンジして欲しい。そろそろ流れの中からのゴールを…。客観的には「全く打開力のないマリノス」と「守備組織がボロボロな清水」ひのきの棒と、なべぶたの盾、さあどっちが上回る? な試合か

マリノスで期待したいのは佐藤優平と、藤本淳吾。兵藤ボランチ起用とか今更すぎるわ。計算できるっつーの。優平が準レギュラ格として計算できる存在になれるか。淳吾は、もうそろそろチームにフィットして

試合開始10分前、アウェイ清水ゴール裏。チームがおかれた状況的には、もう少し埋まっても良いと思うのですが 

ホーム清水戦のビッグフラッグ&ジャイアントジャージ

キックオフ前、ゴール裏からは奥大介のチャント。選手たちは左腕に喪章を巻いて試合に臨みます。

スタジアム全体で黙祷の後、キックオフ 

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10分経過。清水は4-1-4-1、本田拓也の1ボランチ。セットした守備ではそれなりも、攻めの局面とロスト直後は前後の分断が露骨。加えて、ミドルサードのビルド時もボールより前に5人置いたりするから、ロストした瞬間はとっても脆弱。リスクの掛け方が残留争いしてるチームとは思えない

丁寧に繋いで押し込むよりも、ミドルサードで奪って横パス挟まず縦に速くやりきる方が効果的な相手。マリノスは相変わらず正直に、自分たちの攻めを展開。でも取り組みの成果、狙いはしっかり出ている。外から中央へ斜め前に起点パス入れて、今度は外へ斜め前のパスで3人目を走らせる

斜め前へのサイドチェンジ、あるいはコンビネーションからサイドを深くえぐって平行かマイナスのクロス。大外にも詰める。…これは今季始動からの取り組み。「今季の積み上げ」だって、決してゼロではない。いろんな理由から、進捗が遅かったりそれを表現するのが難しくなっているだけで、ゼロではない

30分、右に開いた伊藤翔の低いクロスから中央に詰めた優平が惜しくも届かずな決定機。美しい攻撃。キモは富澤から出た斜めに1人飛ばす起点パス、少しズレたがセンタサークルで相手をブロックしながら受けてきっちりターンした兵藤のプレイの質と安定感、強さ。これが「計算できる」という事

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前半終了、横浜0-0清水。シュート6:3(枠内4:0)決定機2:0。ボール保持とゲーム支配は61:39でマリノス。少し評価の難しい前半。攻撃面、チャンスビルドで取り組む姿勢は明確で形になっている。が「対清水」という面では、もっと効果的な手法があるが、そこは遠回り。効率的ではない

43分、2度目の決定機も美しかった。右SBパンゾーからエリア前の伊藤翔へ。スルーわ受けた藤本淳吾が左サイド駆け上がった下平匠へ。下平のピンポイントクロスをファーで優平がヘッド、ミートせず枠外。中央を横切る、手数かけ丁寧にサイドを深く崩す攻め。これもまさに今季始動からの取り組み

伊藤翔はサイドに開いたり、中央ではダミー役で機能。違う意味で「偽のCF」 樋口監督は始動からずっと、マルキーニョス不在を補いチーム全体で(特に2列目の3人が)点を取るための取り組みは続けてきた。今日の清水戦は、ようやく形が見えてきた。下平匠がフィットしてきたのも大きい

…ACLも降格もない現状を受け入れれば、対処療法・処方箋的な手法で清水に勝つ事を追求するより、「自分たちの目指すスタイルを追求するなかで、それを体現して勝つ」ほうが価値があるのかもしれないな。その心意気や良し。でもしっかり結果にも拘らないとね。勝つ中で積み上げてかないと

前半はファビオが素晴らしかった。残りは全部先発でいいと思うよ。優平は、サイドに流れたり最後の局面で飛び込んだり、要求される仕事はほぼできている。あとは精度、結果!

前掛かりに厚みを出すマリノス、奪って速攻の清水。望んだ展開とは真逆だけど、サッカーとはそういうもの

展開としては0-0か、0-1のゲームか。マリノスは自分たちのスタイルを貫くが最後の詰めの精度が絶対的に不足。ボールとゲームは支配し続けるが、それは清水のカウンタの機会や精度を高める事になる。清水には「仕上げ」を務められる選手が少なくとも2人いる。マリノスは、セットプレイと学次第

もちろん優平や藤本淳吾が決めて勝てれば最高なんですけど

今季の取り組み、やろうとしてるスタイルは、2列目がゴール決めてナンボです。そういう意味で、やっぱり藤本淳吾と学の得点数や貢献度が、一番の誤算だった

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58分、縦パスをギャップで受けた藤本淳吾がエリア外から思い切り良い左足シュートで先制! DF吉田豊に当たりコースが変わってGK反応できず。コースは限られ左サイドには下平匠もフリーだったが、シュートを打った勇気が素晴らしかった

60分、61分と2つ続けて俊輔起点の決定機も、優平のフィニッシュはいずれも枠外。優平なあ、確かな信頼と自信を得るためのドアは目の前にいるんだけどなあ

今日は伊藤翔も「偽のCF」としてスタイルの中で効果的にイキイキと活躍中。やっぱり「偽のCF」としては良い貢献できる翔さんに、マジなCFの役割を望んでいたことが間違いだったと思うの

aoi_mari.png蒼井真理

俊輔は100%でないという樋口監督の判断で、横浜に残りテレビ観戦。パンゾーも万全ではなくベンチスタート。奈良輪は今季最後のアピールチャンスか

怪我人やコンディション不良者続出のため、6週前の川崎戦@三ツ沢から6人がスタメンから外れちょっとアレな感じだけど、ぶっちゃけ一番痛いのはラフィーニャが再離脱した事であり、他はゲームプラン・役割分担を明確にできるか次第

ラフィ …得点を逆算できる唯一の存在
齋藤学 …個の打開。最近はできてないが
中村俊輔…良くも悪くもいるといないじゃ大違い
小椋祥平…チートな奪取力と意外性のパス
中町公祐…縦に強い球際とバランス維持
小林祐三…攻守に最も計算できる存在
栗原勇蔵…ファビオのやる気と試合勘次第

ぶっちゃけ伊藤翔+俊輔の組み合わせ(と学の不調)では「流れの中から得点できる気がまるでしない」ので、ラフィが不在で1トップを貫くなら、兵藤やら優平やら藤本淳吾が、少しでも伊藤翔の近くでプレイしたり追い越したりした方が、まだマシかもしれない

なので今日は2列目3人の動き、伊藤翔との距離感や関係性に注目してみたい。特に、藤本淳吾が「使う側と、使われる側」どっちでも存在感出せると、ラフィと俊輔が不在の今日のスタメンに価値が出てくるし、未来が見えてくるんだけど…

前目4人の構成で不安なのは「みんなが脇役」になってしまう事。2人も3人もフラッグめがけてサイドに流れ、エリア近辺に誰もいないとか想像でき過ぎて怖い。即興の判断になると思うけど「ゴールのための逆算」は、ゲームプランで約束事として持っておいた方が無難だと思う

前線の動きに関して、脱線した話題。昨日の関東大学2部、日体大vs平成国際大。日体大はCBとボランチ、サイドにもボールを受けて持てる・繋げる選手がそこそこいるのに、ロングボールを多用する志し、内容的にはかなりアレなチームであった

面白いなと思ったのは、1トップFW14藤井貴之のプレイ振り。中盤3枚がそこそこ繋げる選手なんだけど、彼らがボールを受けた際も、パスコースを増やすための動き直しとかしない。常に「相手DFラインと駆け引きし、自分がウラで受けるための予備動作」しかしない

それが多分にゲームプランに従ったもので、彼の特徴であるのも理解できたが「それにしても、もう少しパスコースに顔だして中盤を助けても良いんじゃないかなあ」と思った。しかし彼は愚直にウラを狙い続け、後半2分にシンプルな縦パス1本に抜け出し、決勝ゴールを奪った

「ああコレはコレでいいのか」と。スタイルやゲームプラン次第ではあるが、それが狙いなら1トップは「自分がゴールを奪うため、良い形でボールを受けるため」の動き直しを愚直に繰り返すべきであり「後ろを助けるためパスコースに顔を出し」ても、そこで手詰まりになったら、結局意味がない

マリノスを思う。伊藤翔は凄く頑張り屋さんで、サイドに流れてパスを引き出すが、大概コーナ付近で手詰まりになる。中央でCBに囲まれながら受けてキープする強さがない、ウラ取るスピードもないから仕方ないかもしれないけど、局面を前進させないと1トップがパスを受ける意味がない

サイドに流れてパスを受ける事が悪ではない。だが「そこからどうする」をチームとして、ゲームプランの中で、他の前線選手たちと意識共有して実践していかなければ。…さて今日の鳥栖戦、個の強さはなく流動性で崩さなければならない前目4枚で、何をしようとするか・何ができるか

itaruru.pngいた

甲府戦録画見終わりました。
引き気味の5バック気味の陣形、献身的かつ丹念なアプローチ、身体を張った水際の守備、そんな甲府の守備をいかに打開するかが勝負の綾となった試合。結果としてスコアレスドロー。またしても甲府に勝てなかった。

パン様、中町さん、らふぃにゃんに加えて俊様まで離脱、と多くの主力を欠いた中で選択した2トップ。
なるべく前にポイントを起きたい、ということなのか、相手の厚い中央を避けて外からのクロスを意図した時にターゲット増やしたいからか…

しかし、この選択は裏目。
相手の丹念なアプローチの対応に苦慮、ビルドアップが不安定。ゲームを作る人間はおらず、顔出しも少なく。結果、ロングボールを使って前にポイント作ろうとするも、捕まえられて起点になれず。2トップの動きと優平の広範囲の動きが被ったりと、機能性なし。

守備の部分でも早いタイミングで長めのボールを使ってくるのでラインを押し下げられて全体の距離をコンパクトに保てず、甲府の守備陣が色気を出さないので高い位置でのボール奪取が狙いづらく、と守備からも主導権を取ることも出来ない。

相手の出方との関連性もあるけれど、軸として据えている「イニシアチブ」を攻守に能動的に握りにいくサッカーをほとんど表現出来なかった。甲府の術中にハマった、というか、ハマりにいった、みたいな感じがしてならなかった。

苦しみながらも皆で我慢して作り上げてたものは財産。
去年の躍進の原動力だし、今のチームのベースとなる部分であることはチームの中でも共有出来ているはず。ただ、それを自分達で崩してしまったことにはちょっと違和感があったりする。

攻守の軸である俊様がいない、代わりはいない。
じゃあ、俊様がいない時にシステムを替え、タイプの違う選手を入れ、とサッカーを大きく変化させるならば、やらなければならないこと、共有すべきことがあったはず。
しかし、後半富澤がピッチに入るまで意図を感じるプレーが出来なかった事が問題。

富澤が入った後、中央でリスクケアしつつボールを動かすコンダクターとなって「中から外」という幅のある展開を作ったことでサイドアタックが機能し始めたこと、そのセカンドを兵藤・優平が拾って二次攻撃にも出れて圧力をかけ続け、ゲームの主導権を握れた。

これが最初からできてれば、とは思わずにはいられないし、「準備の段階」の不備が凄くもったいない。圧力をかけ続けていくと、何か起こせたかもしれない。セットプレーでふわっとしてマーク外れてたりしてたしね。

オーガナイズが取れたことでようやく相手の脅威となり始めた矢島を仁にスイッチしたことで、意図を再び「ボカせて」しまったのだけど…(藤田でよかったじゃん、って感じ)
結局、樋口さんのこの布陣・人選をした意図が不明瞭で、迷いがピッチに現れていたのかも。憶測に過ぎないけど。

誰もがミスはある。
采配に関しても同様。「冴えない」日みたいな日だったのかな。
ただ、こういうことを続けてしまうと、チームに迷いが伝搬する。そしていつの日か空中分解してしまう。この日のピッチのように。このチームに戻る場所はあると思うからこそ、ブレないで欲しいなぁ。
aoi_mari.png蒼井真理


今季ラストの三ツ沢開催。26節 甲府戦。芝生が秋冬な感じでかなり浅め。ホーム自由席は、アウェイ寄りクルヴァ以外はほぼ埋まっています

スタメンは、伊藤翔と矢島卓郎の2トップ! 俊輔はコンディション不良でベンチ外、ここ数試合サッパリな学も外れて、藤本淳吾でもなく2列目に佐藤優平! と兵藤。どっちかと言うと優平はSHでなくトップ下で見たかったけど、かなり思い切った2トップ採用&スタメン

今日の注目ポイントは、佐藤優平と奈良輪雄太、そして矢島卓郎の3名のパフォーマンス… ではなく「決定的な仕事ができるか」否か。マリノスにおいて、樋口監督の下で序列を変えるのは生半可な事ではない。「悪くなかったね」「頑張ったね」では足りない、ダメなのだ

矢島卓郎に求められるものは明確。得点、チームを勝利に導くゴール! ボックス幅、よりゴールに近い位置でターゲットとして機能する事。迫力、相手守備陣の脅威になり続ける事。矢島がストライカ、CFとして計算(逆算)できるようになれば、システム変更の可能性も含め諸々捗る

奈良輪に求められるのは、度々指摘する通り「ファーストタッチ、クロス、シュートの精度」攻守の切り替えと集中力は問題ない。それで対人守備の軽さもカバーしている。あとはチャンスに効果的に絡む事。奈良輪はダイナミズムや運動量、攻守両面に絡めるのがウリ。最後の仕事が出来なければ価値は半減

今でも奈良輪は出場の度に120%のパフォーマンスを見せてくれていると思う。だがJ1で生き残るには、レギュラに近い場所に居続けるにはまだ足りない。パンゾー不在の今がチャンス。居場所を確立しピッチに立ち続ければ、才能や潜在能力なんて壁は試合毎に乗り越えていける。かも

佐藤優平が、2列目で煌めく才能を感じさせたのはユース1年時のみ。2年以降、大学、そしてプロ加入後は「自分の役所をわきまえた」クレバーな立ち回りが目を引く。ユースや大学では2.5〜3列目。トップでは1.5〜2列目で。「使う側、使われる側」のどちらも出来るのが優平の幅、賢さ

ユース1年時を除き、優平のプレイに(例えばアンドリューのような)傑出した才能、ポテンシャルを感じた事はない。役所をわきまえる姿は器用貧乏にも見える。しかしその「知性と幅」は魅力であるし、才能的には2列ド真ん中で、殺傷能力高いドSなパスを繰り出すセンスも未だ持ち合わせる…ハズ

兵藤も1.5〜3列目までこなす「使われる側」「潤滑油タイプ」のマルチロールだが、優平は「使う側」「決定的な仕事をする」方向にも幅や才能がある。使い分ける知性がある。その幅や才能が、どこまでJ1レベルで通用するかは未知数だが、まずは公式戦のピッチに立ち続けなければ始まらない

準レギュラ以上の立場を掴んだ後に「穴埋め役に最適な単なる器用貧乏」となるのか「どのポジションでも中心選手として輝く才能」を秘めているのかは分からない。ただ優平の「1.5〜3列目まで」「使う側も、使われる側もこなす」幅と知性は、計算できるとなれば、チームの底上げは大きく進捗する

とにかく矢島も奈良輪も優平も、コンスタントに試合に出続けなければ「計算できない」「たまに使って、上手くいく事を祈るのみ」となる。まあこの辺は、樋口監督の起用・底上げマネジメント能力やリスク挑戦がアレなので難しい問題ですが。選手としては、与えられたチャンスをモノにするのみ!

さあ勝とう! 確かなアピールも、チームの勝利あってこそ 

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甲府は5-4-1ブロックだけど、ハーフウェイより前で結構厳しく限定してくる。ワンサイドカット、タッチ際に追い込み狭く、選択肢を消してボールを奪う意図は明確。そっからのサイド攻撃。4分、最初のチャンスは甲府。言うほどドン引きじゃない。重心は後ろでも、能動的な守備

14分、兵藤と優平が中心となり、相手守備ブロックの内側で動きながら付ける、受けるトライ。平時のマリノスにはない光景で新鮮w あとは2トップがコレに上手く絡んでくれば、とても面白い。ここまで伊藤翔と矢島はまだ良い絡み無し

兵藤はブロック内側、狭いとこで受けて捌くのが本当に上手い。スペースに走るだけだった3年前までとは、まるで別人。そして小椋祥平・改が完全に攻守チームのヘソとなって全体をコントロールるw マエストロ中町も驚愕の存在感

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前半終了、横浜0-0甲府。シュート4:2(枠内3:1)決定機1:1。兵藤(たまに優平)が間あいだで受けて捌くが、2トップが上手く絡んでこない。右SB奈良輪がクロスを上げる形は作るが、中と合わない。ビルド&チャンスメイクはそこそこ。でも最後1つ前のとこで可能性が潰える。難しい

2トップにするのは良いんだけど、樋口監督は攻守の役割を明確に与えてピッチに立たせて下さい。伊藤翔と矢島卓郎、フリーダム過ぎます。局面で頑張るだけ(矢島はそれすら怪しいが)局面を作るためどうするか、後ろを助けるための限定とか適当、気分次第。2トップにしたメリットが前半ゼロ

矢島卓郎は今季ここまでの状況の中、先発で起用されてこんなプレイ、表現しか出来ないのか。ナ杯アウェイ柏戦では頑張り見えたけどなあ。今日は全然ダメ。要求もないし、必死さも見えない

奈良輪はファーストタッチ、クロス精度……。前半だけで5、6本はクロス上げてるけど可能性を感じない。厳しい。球際の守備、身体の入れ方とかは公式戦を重ね上手くなってるけど

優平は左サイドでジウシーニョを見るため、兵藤と比べやや存在感希薄。今日もかなり、右肩上がり。下平匠も自重気味で、見方によっては変則3バック。半分は奈良輪のアグレッシブさを生かすため(学いないし、仕方ないとこもある)…奈良輪、結果出さないとダメだよ

前半、素晴らしい存在感を発揮してるのが中澤と勇蔵のCBコンビ、小椋、兵藤。…いつもの皆さんじゃないか。これじゃダメだろ

2トップは役割整理するだけで、もっと良くなると思うけどな。ストライカとは、ルールや規制、相手DFからの制限がある中で、自らの裁量でそれを超えたり無視したりして結果出すもんだ






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