2014年8月アーカイブ

aoi_mari.png蒼井真理

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前半終了、横浜1-1仙台。シュート4:3(枠内1:2)決定機3:2。CK1:1。先制は俊輔のCKから、マークを上手く剥がし勇蔵ヘッド! 失点は哲也のボーンヘッド。14分の決定機阻止でチャラ…には出来んな。ゲーム支配は6:4でマリノス。これでもかと左SB菅井直樹のウラ狙い

俊輔が高い位置をキープしてウラ狙い、ブロック内でクサビ引き出しと、本来好まない役柄でも関与意識高く奮闘。プレイ切れ間には藤本淳吾や兵藤に身振り手振りで動きの修正&イメージ共有。メンタルコンディションの良さが窺われる

小椋と中町である程度ボールを散らし繋げるため、俊輔が必要以上に下がる必要がない。あとは伊藤翔の収まりと、藤本淳吾のパスやチャンス時のプレイ精度が向上すれば…。現実的に、斜めSB菅井のウラ狙い増やしてはいるけど。代わって出た選手が存在感出さないと…頑張れ!

ぶっちゃけ2列目より前に一定以上計算できる選手がベンチにもいない。藤田は北九州戦良かったけど、本質的には俊輔と合わないし。…ああでも、今日は小椋からの縦パス(あるいは勇蔵のフィード)があるか。まずは、伊藤翔と藤本淳吾のパフォーマンス向上に期待したい

菅井直樹は右SBですね。マリノスから見て、左サイドのウラ狙いは後半も変わらず

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今日の勇蔵は素晴らしいな。ポジショニングが絶妙で、セカンドや苦し紛れなフィードを止めて、クリアでなく丁寧に繋ぐ。集中力がとても高い。何よりポジショニング

去年の忘れもん、拾って帰るぞ藤田!

今日も中町公祐のシュートは(以下略

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試合終了、横浜2-1仙台。俊輔のCKから2発! 決勝弾は90+3分、まさかの下平匠! 打点は高いが上半身のけぞったヘッド、よくぞ枠に飛ばした。マリノスのスタンドにとって特別な試合で、相性良くないアウェイ仙台で3連勝! 

マンオブザマッチは栗原勇蔵! 先制のヘッドは勿論、90分通し武藤、ウイルソン、柳沢の先手を取りクサビや苦し紛れのフィード、ルーズボールを遮断。安易なクリアでなく味方に繋げゲーム支配に多大なる貢献。ポジショニングと集中力が極めて秀逸。SB菅井のウラ突く斜めフィードも精度良

勇蔵と甲乙付けがたい貢献は、中村俊輔。CKから2アシスト。ラフィと学が不在の前線で高い位置をキープ。あまり好まない、ウラ抜けやブロック内でのパスレシーブ。技術生かしたキープが味方の押し上げを助けた。ボール支配できたのは、俊輔と兵藤が前線でコンタクトプレイを厭わず身体を張ったから

aoi_mari.png蒼井真理

川崎戦スタメン。マリノスはSHに藤本淳吾と、水曜に120分出場した学。兵藤がベンチスタート。サブGKは飯倉。川崎は、CB谷口彰悟が不在。直前の体調不良? 代役はジェシ。川崎としては、少し最後方のビルドの仕組みが変わってくる変更。先発メンバでは、3-4-3か、4-4-2かは不明

…マリノスは天皇杯で復帰した富澤清太郎がベンチに不在か。リードした後半、ボールを大事にしつつ逃げ切る展開、セットプレイ守備でも貴重なカードかと思うが。喜田拓也が引き続きベンチ入り

しかし川崎のベンチは今日もDFがやたら多いなw 現状、前目で計算の立つ選手があんまりいないって事か

なるほど、川崎サポータは狭いアウェイゴール裏の前面に森谷賢太郎と小宮山尊信の段幕を並べてきたかw アップ開始前から、2人のチャントを歌い鼓舞。森谷もチャントあるんだねえ

tweetが全然とばねえ…。何処のスタジアムでもままある事だが

今日の立ち上がりの注目ポイントは

・川崎は3-4-3? 4-4-2?
・マリノスの入り方。慎重に行くのか、ハイプレスか。早めに縦、ウラに入れるか
・川崎の入り方。攻めにどんどん人数掛けてくるのか、スペースを気にするのか

あたりか。ハイテンション? 探り合い? 前者を期待!

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キング中町が戻ってきた!

ラフィは、あれを強引に足ひっかけて前に運んじやうんだよなあ。左SB登里享平、警告2枚目で退場

今日の小椋&中町はヤバいな…。予測と集中、アプローチの速度が別次元

登里享平が退場した川崎は、右SBの小宮山尊信が左SBに。右SHの森谷賢太郎が右SBに。4-2-3つーか、4-4-1つーか。正直、森谷の右SBは見たくなかったな…

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前半終了、横浜1-0川崎。シュート7:5(枠内3:0)決定機4:0。CK1:4。マリノスは予想を遥かに上回るハイテンションな入り、鬼気迫るハイプレス! 僅か3分、ラフィのPKで先制。ほぼ完全にゲーム支配、ハイプレスは25分まで。川崎は左SB登里が退場。…正直あと1点欲しかった

20分、下平匠のパーフェクトなマイナスのクロス。学! 決めろってば

しかしキックオフ〜25分までのハイテンションなハイプレスは凄まじかった! 逆に「今季ここまでのマリノスは何だったの? やれば出来るじゃん!」って思うほどに。連動性はそれ程でもない、でも全員の気迫が物凄かった。本当に、全員の。プレス連動は高くなくても、気持ちの一体感は確かにあった

川崎は、最近の対戦相手みたいにマリノスのCK守備の弱点を突いてきたりしません。たぶんあんまスカウティングとか対策とかしないんだろうな。素直なチームです。非常に助かってます

後半頭の入り方が大事。前半は素晴らしい入り方から、ほぼゲーム支配したが、20〜35分はシュートがなかったり、メリハリ付けやり切るは不十分。「1人多い」を変に意識してはダメ。後半15分までに、トドメを刺すつもりで!

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今日の小椋はマジでヤバいw いろいろヤバい。あまりにキレ過ぎて自分でも持て余し気味。退場はダメだよ!

キング中町 8.0

兵藤の決定的な2点目、その前の兵藤の反転シュートも、中町のカットが起点じゃねーかこの野郎! エスパー中町の変態アプローチが戻ってきたよママン!

俊輔、限界ッス。自己申告

なかなか喜田くんが入れませんねw

俊輔、交代を自分からアピールして樋口監督も即座に喜田をピッチサイドに用意。しかし、なかなか交代できないでいる間に俊さん「あれ? 俺やれる。俺まだやれるよ!」 喜田くん…またチャンスはくるよ!

44分、ようやく俊輔→喜田くん。今日の俊輔はいろんな意味で「若々しかった」なあ!

どんなに絶好調でも、シュートだけは枠に行かないぜ! それがキング中町クオリティ

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マンオブザマッチはキング中町公祐 8.0。小椋の後方でボールを散らし守備のリスク管理しつつ、自らも絶妙なタイミングでピッチの局面に顔を出し、危機の芽を摘みカウンタに繋がるインタセプトを連発。昨季前半の、超絶な運動量と予測、アプローチ速度、球際絡め取る強さが戻ってきた!

兵藤と共にお立ち台に立ったキング中町の第一声は「いや一応言っておきますけど俺じゃないんじゃない? って断りましたよ。こんな良い展開で、あんだけのチャンスでシュートを外して。本当ブーイングものでしょ」

今季序盤、中町は決して悪くなかったがスタメンを外れるようになり、中断明けから富澤の怪我から再びスタメンに。しかしアグレッシブさを欠くチームにあって本来の良さは出なかったし、中町自身の積極性や自信も低下しているように見えた。だが、今日の中町は自信と余裕に満ちた、本当のキングだった


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今夜の川崎戦に向けて、妄想連投

・今の川崎、基本は「ボールを握る時間を長くし主導権を握る⇒守備機会(リスク)を減らす」スタイル。が、浦和戦に支配率42.4%で逆転勝利したように「ポゼッションのためのポゼッション」ではないし、現実的に「引いてカウンタ」も…つーか、カウンタの切れ味もリーグ屈指。遅攻・速攻兼備

・フィールドプレイヤ全員が一定以上の「ボールを引き出し、保持し、パスを出す」能力を有す。どの場所・どの局面からでも繋いで崩す意欲と能力をチームとして持つ。C大阪戦の解説、木村和司はベタ褒めだった。きっと和司さんもこんなチームを作りたかったんだろう

・大久保嘉人、小林悠、レナトの3トップ。ボランチは中村憲剛と大島僚太の「トップ下系で軽量」ボランチコンビ。右WBに森谷賢太郎、左CBに小宮山尊信。名前だけ並べれば「…これ誰が守備すんの?」な3-4-3布陣

・しかも右WBの森谷賢太郎は頻繁に中央〜逆サイドに進出。マイボール時はかなりフリーポジション。攻→守の切り替えも、成長著しいものの、まだ遅い。左WBの登里も「レナトにスペース提供&パスコースを増やす」ため、サイドから中央へダイアゴナルに入る動き多し

・なので「ボールロストした瞬間」は、特にサイドに広大なスペースを相手に提供する。そこを起点に左右に揺さぶられ失点するケースも多い。ボランチ2枚は低め残りで配球役となる事が多いが、そもそも下がりながらの守備が強いタイプではない

・DFラインも3バック・4バックに関わらず「足元、ビルド能力」優先の人選(C大阪戦のベンチには田中裕介、井川祐輔、ジェシ)。「人を捕まえる」「はね返す」を中心に対人守備系の強度は低く、駆け引きでクサビを潰せれば良いが、下がりながらの守備はバッタバタ

・「悪い奪われ方をした際の備え」「下がりながらの守備の強度」を考えるより「悪い奪われ方をしければいい」「そのために出し手としても受け手としても秀逸な選手を並べ、常にパスコースを複数確保」という考え方

・ただし前述した通り、相手のポゼッション能力やプレス強度によっては高いボール保持率に拘らない。相手に握らせ「下がりながらの守備」の脆さを見せぬよう、5バック気味に自陣ブロックの密度を高め枚数で守り、レナト、大久保を使った高速カウンタ狙いも。この切り替え判断が向上し、現在の順位


aoi_mari.png蒼井真理

三ツ沢着。今日はメインSAゾーン指定、前売り2600円。三ツ沢も、一度メインの「高さ」を知るとバクスタには戻れない…。この季節は西日を浴びず済むのもラク。平日の天皇杯3回戦、J2北九州が相手。スタンドはまだホーム自由もスカスカ

スタメン発表は18:00くらいかな? キー坊と久々に先発、カンペー兄貴のボランチコンビは楽しみ。負傷明け一発目の富澤は、良かった例がないのは少し不安材料だけど。試合勘なくてボールタッチの凡ミスが多くなるんだよね 

ラフィの登録漏れ&先発起用しようとしていた事、脚に負傷を抱える学のスタメン起用に是非あるようですが。「勝ち上がってナンボ」のカップ戦、格下J2相手にメンバ落とし。試合を難しくしないため肝要なのは「ゲーム支配」や「ボール支配」でなく、「局面打開」「ゴール(早めの先制点)」な訳で

リーグ戦で悪くない戦いを続ける北九州を相手に、個々の能力では当然下回ることはなくとも、試合勘やチームとしての一体感には不安があり。そういう力関係の相手に、最も「明確な差」を突き付けられるのは、細々キープ力でなく、やはりラフィや学の「ラスト1/3の打開力」「決定力」な訳で

あとラフィは「俊輔以外との前線組み合わせ」もスタートから試したかったかな。とまれ、藤本淳吾や藤田には、チマチマした足技キープで上回ろうとせず、ダイナミズム持って相手ゴールに迫って欲しい。貪欲にゴールを狙うアピールが欲しい。それが今日のチームのためにもなる

攻守における縦方向のダイナミズムは、ファビオや奈良輪、喜田、学が与えてくれるだろう。あとは富澤、藤本淳吾、藤田の3人がそれを殺さずバランス取りつつ、アクセントを付けたり最後の仕上げを出来るか。伊藤翔は、どんな相手でもいつも通りやってくれるはず

スタメン発表。マリノスはエルゴラ予想通り。ベンチに哲也、パンゾー、小椋、俊輔、天野純、端戸、矢島。…飯倉や優平は無いのか。北九州は、日曜のリーグ戦から中2日も、スタメン変更は右SBの宮本亨のみ。さて後半の運動量に、どれほど影響するか? …あんま湿度は高くない

北九州、FW大島秀夫34歳と渡大生21歳はベンチスタート。そうかキング大島がマリノスを去って早6年か。まだ現役を続けているのは嬉しい。最近、腰は大丈夫なのかな。渡大生は広島皆実2年の時、選手権で観てから気になっている。久し振りに2人のプレイ見れるといいな

北九州戦の注目ポイントは

・遅攻の際、どこにポイント作って誰が仕掛けのスイッチ入れるか(あるいは入れられないのか)
・伊藤翔、藤田の2トップ。攻守における関係性と距離感
・三ツ沢に響き渡る、喜田拓也のゲーム要所を引き締める声。キャプテンシ

あたりか

あとは

・藤本淳吾の仕事振り。良い意味でフラつき効率よく絡むのか、積極的に呼び込み起点となるのか

これまで公式戦で良かったケースでは、ほぼ前者でガッツリ仕事する藤本淳吾は見た事ないのだが

端戸にも、おそらく出場機会は巡ってくるだろう。出場時間はスコア展開次第。ただ端戸としては「ローン移籍先の古巣対決」という感慨はあまりないかと。端戸としては今の北九州よりも、東京Vと対戦したかったはず

キックオフ10分前のホーム自由席。8割がた埋まりました。選手紹介、端戸の名前が呼ばれるとアウェイ北九州ゴール裏からも拍手

北九州のメンバ紹介、大島秀夫の名前がアナウンスされると三ツ沢はスタンド全体に暖かい拍手

キャプテンマークは勇蔵でなく、富澤なのね

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前半終了、横浜2-1北九州。シュート9:5(枠内3:3)決定機5:2。CK3:3。「ボールは握るが縦方向のダイナミズムが出ない」案の定、難しい試合になった。先制された4分後とATに藤本淳吾が左足を鮮やかに振り抜き逆転に成功。が、セットプレイ守備は不安定、まだ安心できない

北九州の先制点は8分、右CKに飛び込んだCB3渡邉将基をマークしたファビオが振り切られ、痛烈に叩き込まれる。ストーン2枚も機能せず、41分もCKのこぼれ球から被決定機。課題は継続中

同点ゴールは12分、バイタルで藤田のポストワークからの左サイド展開。下平匠の低いアーリクロスがDFの森をすり抜け、中央に入り込んだ藤本淳吾が華麗に左足を振り抜いてファーサイドに突き刺す。3つの良プレイが連続、綺麗なゴール

逆転ゴールはハーフウェイ付近からファビオの低く強いクサビの縦パス。伊藤翔が上手くダイレクトで斜め前に落とす。藤本淳吾がフリーで前を向き、再び左足を振り抜く。強烈な弾道はまたもファーサイドに突き刺さり逆転。前半随一(唯一?)の「縦方向のダイナミズム」が結実

「違いを生み出す決戦兵器」としてきたいした学が全くの不発。収まらない受け方悪い、シュートもミートせず。まあ、どっか1回ゴールに絡めばOKなんだけど…。伊藤翔も、逆転アシスト以外の収まりが悪すぎる

ハーフタイムに藤田→端戸。前半は伊藤翔より藤田がずっと良かったと思うのだが…。如何せん、藤田を活用するメソッドや共通理解が悲しいまでにチームに皆無

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aoi_mari.png蒼井真理

スタメンはエルゴラ予想通り。小椋とパンゾーが出場停止明け、負傷の学も先発。ベンチはGKに飯倉。喜田と天野純が外れ、富澤が中断明け初のメンバ入り

今日の徳島戦は、前節までの流れ踏まえても悲観はしてない。課題のセットプレイ守備も、3節の三ツ沢での対戦ではCKも2本しか与えてないし、何もやらせてない。戦力拮抗のリーグとは言えさすがに徳島は、2つ落ちる相手。変に慎重過ぎる入り方とかしない限り、ちゃんと勝ちきれると思う

立ち上がりの注目ポイントは、

・俊輔は今日も「ほぼ2トップ」で守備の圧力とラフィーニャとの距離感を保つのか
・プレス始動位置、ハメ所
・マイボール時の下平匠のポジション

あたりかな

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前半終了、横浜2-0徳島。シュート7:4(枠内2:1)決定機5:1。CK0:1、FK2:0。8〜10分ズルズル下がり押し込まれるも、11分以降ほぼ安定しゲーム支配。PKとラフィーニャのゴールで2点先制。ブロック内への縦パスを食いつかせ、左サイドを非常に上手く活用。内容伴う前半

1点目は中町の縦パス起点。エステバンが触り、ラフィーニャにこぼれる。2点目は小椋の左サイド前残りからの、素晴らしい狩猟センス。ボール支配以降、左サイド偏重で下平匠、学、開いた小椋が交互に受け厚みある遅攻。中央で、中町が捌き役として機能

11分以降、樋口監督の「ラインを上げろ」の指示通り全体を押し上げ、セカンド回収&前4枚のプレスバックも秀逸。樋口マリノス本来の良さが出ている前半。与えたセットプレイもCK1本のみ。徳島は3節同様に攻め手なく、4-0以上の圧勝を期待したい

ラフィーニャのターゲットとしての強さ、しなやかさ。完全に収めずとも上手くDFと入れ替わる。この繰り返し、信頼性が縦パスを引き出しているのは間違いない

学は39分、小椋の完璧なアーリクロスからの1対1を外しちゃダメ! 後半、1ゴールは最低のノルマ

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試合終了、横浜3-0徳島。後半はスローテンポ、シュートらしいシュートはラフィーニャの2本。やや退屈な内容もATに藤本淳吾の良ターン、縦仕掛けからラフィのダメ押し。「前掛かりな相手から、2トップだけで点を取る」良形。徳島のCK2本も、哲也が守備範囲広げ対応。まずまず収穫ある勝利

柏戦は2点をリードしながらもCKから2失点。セットプレイからの失点で、3試合続けて勝点を落とした。柏戦の2失点は「事故」か、それとも「必然」か? 名古屋戦、G大阪戦の失点シーンから振り返ってみる

まず名古屋戦。1-0とリードし迎えた後半37分、CKから最後は永井謙佑にヘッドで押し込まれて同点とされ1-1のドロー 
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次にG大阪戦。0-0で迎えた後半37分、遠藤弟のFKからパトリックにヘッドで押し込まれ均衡破れる。終了間際にダメ押し食らい、0-2の完敗 
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そして柏戦。2-0とリードした前半32分、CKから鈴木大輔にヘッドで決められ1点差に詰め寄られて前半を折り返す 
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最後に柏戦の2失点目。2-1で迎えた後半26分、CKから増嶋竜也にヘッドで決められ、2-2のドロー 
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改めて映像で確認すると、直近3試合のセットプレイからの4失点は「対戦相手の攻略パターンに類似性が見られ」「マリノスのセットプレイ守備の弱点を把握した上で狙ってきており」「必然性は高く」俊輔や勇蔵の、柏戦後の指摘どおり「反省が生かされていない」という解釈に落ち着いた

【マリノスのセットプレイ守備の弱点】
・マンツーマン。相手の1番手に対しても「保険」は付けない。1人外せばフリーとなる
・相手のスクリーンプレイに、チームとして何の対処もない
・1〜3番手の中澤、勇蔵、下平は高さはあるが、アジリティ・クイックネスが弱く、反転能力が低い

マリノスの守備は、ゴールに向かってくるボールには強いけど、逃げるボールに弱いっつーかボールとマーカの両方を同時に見れなくなって放しちゃう。だからアウトスイングのボール(右CKは右利きのキッカー)を入れてくるのがマリノス対策のトレンド

「マリノス対策」としては、名古屋のゴールが最も技術点が高い。「スクリーンプレイの活用+急反転」で中澤を振り切った矢野貴章。その動きをアシストするドミンゲスの急激にゴールから遠ざかるキック。GKの眼前でコースを変える永井謙佑 …素晴らしい

G大阪戦のFKからの失点は、岩下を使ったスクリーンプレイのみ。技術点は低い。前節・名古屋戦の反省がない、最も警戒すべきパトリックに対し何の保険もない(勇蔵が外されたらアウト)というのは、かなり頂けない

柏戦の1失点目は、スクリーンプレイは無く完全に鈴木大輔と中澤の駆け引きによる決着。だが、中澤を責めるのは酷な部分もある。中澤のアジリティは元々高くない上に年相応の衰えが見られ、出足を補う跳躍力も落ちている。今の中澤は「経験に裏打ちされた予測」で補う割合がかなり大きい

単純な放り込みには「予測と身体を入れるスキル」で未だリーグ屈指の空中戦能力を見せる。が、セットプレイのキック直前・直後の動き出し&動き直しで急激な変化を付けられると、今の中澤はとっても厳しい。スクリーンへの対応も含め「保険」は必要。…いっそゾーンにするか

…ただ岡田武史から歴代監督の多くも、たびたびゾーン試したけど、上手くいった試しがないんだよな。伝統的に「役割分担をきっちり明確に」してほしい(でないとやらない)選手が多いから

柏戦の2失点目は、スクリーンプレイで下平が増嶋に置いていかれて勝負あり。渡部にも置き去りにされてる下平も大概だけど、そもそもコイツは誰が見る予定だったの? もう色々ダメだ…

何がダメって、ほぼ同じパターン・失策から失点を繰り返しているところ。ごめんなさい、柏戦の2失点は「ほぼほぼ事故」でなく「かなり必然」でした。サッカーなので「完全なる必然」など有り得ませんが、セット守備に反省・修正が見えないのは、間違いないです

ただし「後半押し込まれ、あの流れで失点するのは必然」とか言うのは、さすがに嘘だと思います。確かにそういう「流れ」「展開」はあるし、確率的に「CKが増える」とか「気持ちが受けに回って反発できない」とかあると思いますが――

柏戦で言えば、CKの本数は柏の5本に対しマリノスは8本。相手陣内で、CBを上げるようなFKは柏の2本に対しマリノスは5本。どちらも上回ってます。今回、より問題にすべきは、その中で『得点の可能性を高め、失点の確率を1%でも下げる努力や工夫を、どのくらいしたか』

「セットプレイの得失点は水物」という基本的な考え方は変わりません。どんなにキック直前・直後の動き出し、動き直しやスクリーンプレイがハマっても、キッカーの狙いやタイミングとシンクロするかは別の話。どんなに練習しても「実戦で合う、合わない」は、その時々の勘や運任せの部分が大きい

それでも、3試合の4失点については、よりロジカルに検証・反省・修正する余地が多分にあると思います。失点シーンを分析・検証するのは小坂・岡村コーチ、樋口監督の仕事。セットプレイ守備の仕組みを考え修正・指導するのはGKコーチのシゲさんの役割。次節以降、しっかりお願いします

「1〜3番目のターゲットに対して何らかの保険をかける」「相手がスクリーンプレイや、マークを剥がす仕掛けをしてくる前提で、対策を練る」「基本マンツーだから自分のマーカ以外は関心無し。人任せ ←コレを強く戒める」

といった所か

それでも、柏戦の中澤佑二の守備対応・予測と集中は本当に凄かったんだよ! スカスカになりそうなバイタルに勇敢に踏み込んで全部跳ね返して。ビルドのパスも鋭くて、2失点目のCKにつながったパスミスも適当なクリアでなくダイレでサイドに展開しようとして…

しかし中澤佑二が「攻守のセットプレイにおける比類なき武器」であった時代は去り、今や「ウィークポイント」として露骨に狙われているのは、確かな事実として受け入れなければ。チームとして、何らかの対応を迫られている

itaruru.pngいた

柏戦、引き分け。
ガンバ戦の相手を意識しすぎた消極的な戦いからの敗戦から一週間、パフォーマンスは向上して、改善は見られたけど、チープな失点癖は未だ……

樋口体制の横浜のメインコンセプトは「攻守両面で能動的なアクションを起こしてイニシアチブを握ること」
守備では前線からアグレッシブにプレスを掛けて高い位置でボールを奪う。
攻撃では出来ればショートカウンター。崩しの仕掛けとして、ハイサイド起点から人数をかけて崩す。

ただ、ガンバ戦では宇佐美・パトリックをボランチとセンターバックで挟み込む形を標榜した結果、重心が後方に掛かり、受動的な対応に終始して何も起こせず、最終的にはセットプレーの失点で試合を落とした。
その反省からか、この試合では能動的にプレーするという意図が前半開始から見られた。

この試合最大のファクターはラフィーニャの1トップ起用。
ターンして独力でフィニッシュ、ファールゲット、中町のフィードに走りこんでボックス内でのフィニッシュなど試合開始直後から積極性発揮。
個としてのプレーだけでなく周囲とリンクした動きもあって、フィットしてきた印象。

スピードがあり、前を向いた時に自ら仕掛けて切れ込める、積極的にシュートを打ちに行く、そういう特徴を活かす意図がチームの中にあったし、ラフィーニャ自身もその期待に応えて、序盤からゴールに向かう。
そんなラフィーニャが結果を出す。凄くポジティブな循環。

先制点。
ハーフライン付近で佑二がレアンドロにアプローチを掛け兵藤が挟み込んでボールを奪い、左サイド起点に三門の斜めの楔をスイッチにラフィ(ヒール落とし)→俊様(リターン)→ラフィ→兵藤(潰れて落とし)と1タッチでボールが動き、最後はフリーでラフィーニャが冷静に決めた。

サイドを起点に、連動して中央を崩す。しかも、ダイレクト。うまくいき過ぎ、理想的な形だった。
デコイとなったまな、最後のポストになった兵藤と、右から左のダイヤゴナルランで引き出そうとする。ただ、最後のラフィーニャも含めボールの動きは左から右、相手は捕まえづらい。カオスを作り出せた。

これで火が付いて、まなが加点。またも三門の楔がスイッチ。
楔にラフィが鈴木大輔に食い付かれるもスルー、まなにボールが流れて食いついてきた増嶋の鼻先で一寸先に触って打開、鈴木がアプローチに出て空いたスペースを使ってそのままボックス侵入、秋野のカバーをいなし、ニアを鋭く抜いてゴール

縦関係の連動、これもうまくいき過ぎ。
新聞報道では怪我でスタメン落ちも予想されてたけど、その不安は感じさせないキレ。このシーンの前のサイドからのカットインからのフィニッシュもらしさが出てた。チームのいい流れに乗れたかな。

先制点もそうだし、追加点もそう。うまくボールが動きつつ、連動感のあるダイレクトプレーがあったりと、凄くボールが良く動いた。テンポよくボールがうごかせるのは距離感が良かったから、その中でも俊様が低い位置に落ちること無く高い位置でプレーしたことが大きい。





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