2013年12月アーカイブ

「元日・国立」
 お正月の風物詩は、午前中に年始の挨拶を済ませ、お年玉を配り、おせちとお雑煮をつつきつつ、少し飲んで酔った状態で職休みも兼ねてテレビの前に。勝ちたかったな、ここでやりたかったな、と思いつつ、羨望の眼差しでタイトルを懸けた熱戦を見るのが恒例だった。

しかし、今年は違う。当事者としてスタジアムでこの一戦を迎えることが出来る。気温はぐっと下がり、影の掛かるスタンドは芯から冷えるような環境となることが予想されるけれど、そんなことすらうれしく思える。僕にとっては初めての体験、存分に堪能したい。

しかも相手はリーグチャンピオンである広島。横浜の手からすり抜けたシャーレを手にしたチーム。それが出来たのも序盤の不調を耐え忍び、後半戦着実に勝ち点を積み上げてきたからこそ。勝ち慣れたチーム。強敵であることは間違いないし、相手にとって不足はない。
カナロコの記事から樋口監督への批判がぽろぽろ出てるのね。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」な世の中だし、致し方なしと思うけれど、この報道に乗じて樋口監督の評価が大きく変化し、批判してたりするのを見てるとむむむー、と思ったり思わなかったり。

評価に置ける絶対的な柱が「結果」であることは間違いないけれど、記事の内容やコメントは材料に過ぎないし、記者の主観的な内容であることもまた事実。ここまでの過程として何を成し、何を積み上げ、何をもたらしたのか。それを判断した上で評価額してあげてほしいな、と思ったり。

今回の標的となっている「スタメン固定」に関しては、最後の失速の要因の一つとして、競争力の欠如、一体感構築の阻害という部分にスポットがあたっている。ただ、結果として捉えるなら、スタメンを固定して意思共有し、連動性を高めた結果、この結果を出せた、ともいえる。
今日は川崎のこと。

春先にリーグ・ナビスコとホームとダブルして、あっさりとSKYシリーズ制覇を決めたのは昔のこと。 チームに息づくアイデンティティを思い出し、エッセンスとして風間式のパスサッカーを取り入れる形で折り合いを付けた今の川崎は凄く危険なチーム。

得点数はリーグトップ。それを支えるのはチームとしての攻撃姿勢、風間メソッドの一つと言える開拓精神。なんだけど・・・、何よりもタレントの力。嘉人、レナト、憲剛…彼らあって、爆発的攻撃力だと思ってる。


改めて新潟戦を見返して…うん、新潟強かった。後半戦最も勝ち点を稼いだチームに相応しいクオリティであり、尚且横浜のストロングポイントを理解していたのかな、と。

新潟の特色である前線からの強烈なプレッシングは、横浜の選手達もスカウティングである程度頭に入れて臨んでいたと思うのだけど、想定以上に圧力を感じていたのは確か。長いボールを「蹴らされていた」ことを見ても、余裕を奪われ、特にDFラインの選手達にはプレッシャーとなっていたのかな、と。

戦術的に特別な事をしている訳ではなく、やるべき事を全精力を傾けてやってくるチームで、その実効力は素晴らしかった。 一つ一つのアプローチに奪う意思が篭り、戻りながらのパッキングのスピードも早い。2度・3度追いも苦にせず、玉際も強烈。横浜の選手たちが面喰らったのも不思議ではなかった。

プレッシング戦術に置いて最も嫌なことは、圧力に屈し、通常やろうとしていることが出来ず、精神的に追い詰められてしまうこと。 これは選手達に聞いてみないとわからないけれど、プレーを見る限り、「慎重にやろう」な気持ちは出たのかな、と。




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